鳶職

現場で作業する際に造る、仮設の作業床や通路を設置することをことを、足場組立と言います。工事施工に伴い、職人さんが作業を行いやすいように、また作業関係者の安全を確保するために設けます。

しっかりとした足場を組むことは、作業効率が上がることは言うまでもなく、足場を使用する職人さんの転落防止につながるため、安全・快適に仕事が行えるようにするために大切な業務の1つです。

主な仕事内容

仕事内容は、住宅やマンション、商業ビルなどの個人や企業をお客様とした仕事や、学校、病院、空港、など公共の建築現場で、足場の組み立てや解体作業、鉄骨組立や重量物の高所への運搬などを行います。

建物を造るための作業だけでなく、完成後には足場や仮囲いの撤去など、工事の開始から完成まで幅広い仕事を担当します。

危険な作業を行うため、的確な判断力や集中力、合わせて相当の気力・体力が必要とされます。
高い所を華麗に動き回って仕事をするため、「現場の華」と呼ばれているのも特徴です。

仕事の魅力

とび工の仕事が表舞台に出る機会はあまりありませんが、縁の下の力もち的な建築には欠かせない役割があります。体力勝負の仕事で大変な面もありますが、やりきった後の充実感は言葉に現わせないほど格別です。